卒業後、そのまま広告制作会社で社員になる。2年間はコピーライティング、企画編集に携わる。
デザイン制作部に移動、DTPデザイナーとして、旅行パンフや化粧品の広告を担当する。
当時の広告制作は終電・泊まり込みが常識で、1日15時間以上働き、月の半分以上は帰れず…フロアにずらりと並んだ、野戦病院みたいなベットで寝る生活を送る。
6年間でスキルと忍耐力が身についたが、人間らしく健康的な生活がしたくなり退職。

敬愛するデザイナーがオープンした、生活用品・家具のセレクトショップで働き、Webサイト運営の担当になる。
Webサイトの更新、ネット通販（商品撮影、注文管理、配送管理、お問合せ対応）を2年半経験する。

本が好きで、書籍の制作に憧れがあり、エディトリアルデザイナーに転職。
本屋に自分が制作した本が並ぶことが嬉しく、やりがいを感じる。

しかし、また終電生活に逆戻り。
「仕事を重視すると生活がおろそかになり、生活を重視すると仕事ができない」ライフワークバランスに悩む。
30才半ばで仕事のペースダウンを決め、退職する。

ハローワークで見つけた職業訓練でWeb制作を学び、Web制作の面白さに目覚める。
卒業制作で架空の結婚相談所サイトを制作。

仕事と育児を両立するため、在宅フリーランスでDTPデザインの仕事をスタート。

大手非金属メーカーの広告制作を請け負うグループ会社に、DTPデザイナーとして入社。
電線や光ファイバーなどのカタログや、展示会のパネルや技術論文誌を担当し、BtoBの広告制作に幅広く関わる。

当初から希望していた、Webデザインチームへ移動。様々なBtoBのWebサイト制作に関わる。
大手非金属メーカーのIRページ担当となり、決算発表など、慎重さ・正確さが必要とされる業務を3年間行う。

1月、約8年勤めた会社を退職。
独学でWordPressを学び、知人の事業のWebサイトを個人で受注制作（既存テーマをカスタマイズ）。

横浜のWeb制作会社にWebデザイナーとして入社。
WordPressを使用し、デザインから構築までひとりで担当。
BtoCの小規模なサイトが多く、お客様を身近に感じながら制作することができた。
納品時にWordPressのマニュアルを制作し、お客様が自分で運営できるよう更新方法をレクチャーできたことは良い経験となった。

2月、Web制作会社を退職。

以前から興味のあった福祉の仕事に関わりたいと思い、印刷事業を中心に障害者就労継続支援事業（A型・B型・移行）を行なっている福祉法人に入職。
DTPデザイナー・オペレーター・校正者を含む10人ほどの制作係に配属され、後に係長となる。
DTPの実務に追われ、せっかく福祉の仕事に関われたのに障害のある方のフォローが十分にできず、自分の力不足を感じる。

8月、福祉法人を退職。

9月、福祉について一から学びたいと思い、横浜市中央職業訓練校「介護総合科」に入校。
12月、「介護職員初任者研修課程」修了。

1月、IT・デジタルワークに特化した就労支援事業所で、職業指導員として入職。
WEB記事作成、品質管理・納品などを行う。

2年前に退職した就労継続支援事業所（A型・B型・移行）から声がかかり、再入職する。
印刷物のデザイン・制作や自社のホームページ運営を行う。